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黄金町 【丸りおなのぶらり商店街】
丸りおなが横浜の街をぶらり散策する「丸りおなのぶらり商店街」
日中はまだ暑さが厳しいですが空が秋色を帯びてきましたね。
今回は、黄金町へお出かけしてみましょう。
今日は最寄りの黄金町駅まで京浜急行線を利用しました!

大通りを渡り日ノ出町方面に歩いてみましょう。
大岡川沿いの桜並木の歩道は風が吹き抜けてとっても心地よいです。

さっそくポップなカラーリングが目をひくかわいい建物が見えました。ここは一体なんでしょう。
ここは黄金ミニレジデンスと呼ばれていて、黄金町でレジデンスを行うアーティストがスタジオとして利用しているそうです。

しばらく進むと高架下におしゃれな建物があります。

ここは黄金スタジオと呼ばれる文化芸術スタジオで、黄金町エリアの再生の象徴として建設され、アートによるまちづくりの活動の中心としてアーティストや地域住民に親しまれています。
ここでは黄金町で活動する様々な分野のアーティストが講師となり講座も開催しているそう。アートに興味のある人なら、年齢、分野関係なく誰でも受講ができます。

あみもの講座(編機体験)の様子を覗かせていただきました。
私も今度受講してみようと思います!
さあお散歩の再開です。この先はたくさんアートがあるらしいのでとっても楽しみ。幾つ見つけられるかな。
遠くからはわからなかったのですがかわいいペイントが見えます。
近づくと縦3メートルx横15メートルのとっても大きいアート作品でした!

[キム・ガウン《旅の途中、そのどこか》2020年]
今度は色鮮やかで躍動感のあるペイントを発見!みているだけでなんだか元気が出てきそうな作品です。

[ライヤー・ベン × 京急キッズランド黄金町保育園 壁画作品2014年]
ポップな置物を発見!

[スピーク・クリプティック《Here With You #3》2018年]
こちらは高架下スタジオという場所で、「アートによるまちづくり」を主軸とした活動を進めるNPO団体黄金町エリアマネジメントセンターの事務所があります。

ここで黄金町エリアマネジメントセンターの神田さんにお話をお伺いしました。
〜黄金町エリアマネジメントセンターならではの街の活性化の取り組みや、特別なこだわりがあれば教えてください〜
特定非営利活動法人黄金町エリアマネジメントセンターでは、国内外で創作活動をする人を対象に、活動の拠点として施設を貸し出す、アーティスト・イン・レジデンス(以下AIR)を実地しています。私たちは、黄金町エリアに滞在する約50組のアーティスト、地域、行政、警察、企業、大学など、多くの人たちとの関わりの中で、アートの活動を通したまちづくりを行なっています。
〜新型コロナウイルス感染症の流行以降、黄金町エリアマネジメントセンタとして新たに取り組んだことなどはありますか?〜
このエリアでは2008年から毎年秋にアートフェスティバル「黄金町バザール」を開催しています。昨年は、展覧会出展のために遠方からアーティストを招待することが困難だったので、黄金町のAIR参加アーティスト全員に出展を呼びかけました。この街で活動を行うアーティストを紹介する機会となり、黄金町のアートイベントという側面がより強く打ち出された内容になったのではと思います。
〜これから黄金町・日ノ出町を訪れる方に、ぜひメッセージをお願いします〜
黄金町バザール2021は今年の10月1日(金)〜31日(日)に開催します。
近年、京急線高架下にカフェやホステルなどが新設され、線路と並行するように流れる大岡川での水上アクティビティが盛んになってきました。また、近くには映画館や劇場などの文化施設も点在しています。アート作品を鑑賞しながら街歩きも合わせて楽しんでいただければうれしいです。
神田さん、貴重なお話をお聞かせいただきましてありがとうございました!
さあ、アート発見散歩の再開です。
絵本のようなアートもありました。不思議とワクワクします。

[イクタケマコト《#100日後に完成する町》2020年]
今にも絵からでてきそうな自転車に乗る女性のアートの前で、私もベイバイクに!
(ここにはベイバイクのポート:67.黄金町エリアマネジメントセンター がありました。今度はベイバイクで来てみようかな!)

[ローランス・ベンツ《cheveux et baguette dans le vent》2019年]
建物の一面にダイナミックに描かれたアートを発見!

[スピーク・クリプティック《From Our Hands To Our Many Mouths》2018年]
細い路地に入ると、こうやって空いた建物内にアートが展示してあり、ガラス越しに誰でも鑑賞することができます。

さてどんな展示がしてあるでしょう!?皆さんも見つけてみてくださいね。
こうやってオープンエアーでこんなに沢山のアートを観たのは初めてだったので、興奮してしまいました。やはりいつでも発見するのは楽しいですね!
さあ、さらに先に進んでみましょう。
水の音が聞こえると思ったらこんなところが!

「日ノ出湧水」と呼ばれるそうで、案内板には、『この湧水は歴史的に由緒あるもので古くから地域の生活用水として広く利用されてきました。野毛山が水源で、災害時等には飲用以外の生活用水としての利用が可能』と書かれています。
思わず触ってみました。

冷たくて気持ちいい!
さらに進むと大きなボードが立ち並んでいるところを発見しました。

こちらは横浜SUP倶楽部という団体で、大岡川~みなとみらい地区でSUPスクール及びSUPクルージングおこなっているそうです。

そもそもSUP(サップ)ってなんでしょう。最近よく耳にすることはあっても実際どんなものなのか知らなかったので、スタッフの方にお話を伺いました。
SUPとはスタンドアップパドルボードの略称で、専用のボードに乗ってバドルで漕ぎ進む近年注目を浴びているアクティビティです。
見てください、ボードもパドルもとっても大きい!

SUPで水上から見る横浜は全く別世界だそう!

今度ぜひ挑戦してみたいと思います!
お隣にTinys Living Hubというとってもおしゃれなダイニングカフェがありました。

たくさん歩いてお腹もすいたので寄ってみましょう。
オススメのTinysチーズバーガーを注文してみました。

じゃーん。

パティには岩手県産門崎丑(かんざきうし)を100%使用しているそうです。
つなぎなしお肉100%の旨味とナチュラルチーズの濃厚な味わいが絶品です!

シアワセ〜
オープンエアーの開放的な店内で、大岡川を見渡せるカウンター席も気持ち良さそうです。近日中にメニューのリニューアルもあるそう。新メニューをいただきに、今度は夜に来てみたいな!
お腹も満たされたので散策の再開です。
アート作品が展示されているgallery made in koganechoという素敵なギャラリーが目に入りました。

ドキドキしながら入ってみました。

こちらには基本的にアーティストが黄金町での滞在を経て制作した作品が展示されています。
まるで小さな美術館です。

ギャラリーなので気に入った作品をその場で購入することができます。

スタッフの方にお話を伺ったところ、「アーティストがどのようにこの街の受け止めているのかを作品から感じることで、お客様がギャラリーを出た後に感じるこの街の印象も変わってくるかもしれません。”アートギャラリー”と気負わず、気軽にお立ち寄りください!」とのことでした。
ギャラリーを出ると黄金町アートブックバザールというアーティストのグッズや、美術書、古書を取り扱うショップがありました。

店内には所狭しとアート関連の書物があります。

アートに詳しくない私でも眺めているだけで楽しくなります。

約40人近いアーティストのグッズや小作品:アクセサリーやバッグ、Tシャツなど着用できるものから、文具や食器など幅広く展示販売されていました。

お店の方に伺ったところ、美術関連の本を求めて来られる方はもちろん、子供が楽しめる工作コーナーがあったりでご家族でいらっしゃる方も増えてているそうです。とっても素敵なことですね!
ギャラリーをあとにし、駅に向かいます。

日ノ出町駅前に到着しました。あっという間の1駅散歩でした。今度は日ノ出町駅から逆に歩いてみたらまた今日と違う発見があるかもしれませんね。
横浜で思いがけずアートに触れることができ、刺激的な1日となりました。これまでちょっと敷居の高かったアートの世界がグッと身近になりました。
横浜にはいつも新しい発見ばかりです。
次回のぶらり商店街もお楽しみに。
どこの商店街にお出かけしようかな。
丸 りおな プロフィール
- 名前:まる りおな
- 生年月日:1998年08月01日
- 出身地:神奈川県
- 血液型:B型
- 趣味:スノーボード 資格を取ること
- 特技:水泳 スキューバダイビング
- SNS:Instagram:_riona81
Twitter:riona0801_
取材協力先一覧
※お店の営業時間などは変更になっている場合があります。
事前にお調べになってからお出かけください。
- 黄金町アーティスト・イン・レジデンス 特設サイト
- 黄金町のアート講座はこちらをチェック
- 横浜SUP俱楽部
- Tinys Living Hub
- gallery made in koganecho
- 黄金町アートブックバザール
- ベイバイク
- ・写真と文 横浜DMC(YDMS株式会社)